キャスト ウォッカ
- 大五郎
- 2018年9月4日
- 読了時間: 4分
どうもどうも、大五郎です。お待たせしました。連続投稿6本目、キャスト編です。
今日は我らがマフィアの中でもそこそこの地位にいるというウォッカからのご挨拶。
彼は今回、ある説を提言してくれるそうです。早速読んでみましょう。
では、どうぞ。
こんにちは ウォッカです。
自分は主に役者としてBlack Pearlに携わってきましたが、僕は「Black Pearlの見所、大道具説」を提言したいと思います。
あれ、大道具の仕事殆どしてない役者風情が見所にあげるなんてちゃんちゃらおかしいや、ですって?まぁまぁ、それだけ大道具が凄いよって話なんです。順を追って説明しますね。まずBlack Pearlは探偵事務所が舞台の場面転換がない珍しい演劇で、映像に例えると全編ワンカットで撮影されている様なものなんです。全編ワンカットってのは撮影開始から終わりまで1つのカメラで撮り続ける映像手法のことです。ちなみにOK Goというアメリカのバンドのラブソング「I Won't Let You Down」という曲のMVは全編ワンカットで撮影されてます。おぉー、すげーってなるんで暇な人は見ておいて下さい。日本人がいっぱい出てますし。
あれ、今なんの話だっけ。そうだBlack Pearlが場面転換がないって話だ。まぁ、こうすると最後までノンストップで話が進みますし、何よりセットに力を入れられる。つまり、探偵事務所から別の場面に移ることなく話が進むので、途中で暗転して大道具を片付けるなんて事もないわけですし、ただ探偵事務所らしさのみを追求できるんです。だからBlack Pearlのセットは視覚的なリアルさで言うと8クラスあるうち断トツで1番です!大道具さん、ありがとう!!
でも探偵事務所行ったことないからリアルさなんて分かんない!!そう思ったそこのあなた!ウチの大道具は見た目がいいってだけではありませんよ。
舞台となる探偵事務所には段差があり、事務所の4割くらいが一段高くなってるんです。こいつがあることによって表現のレベルが格段に向上するのです。どーせまた嘘ですよ、ですって?嫌だな奥さん。我らが3Hにはプロの劇団員っていうチートキャラがいるんですよ。半端ないって、3H半端ないって。劇団員が同じクラスにいるもん...。ってね。
んで、彼女の証言によると、日常生活と同じく演劇でも上から見下ろす側が立場が上であったり、気持ちが高ぶっている様に見えるとの事。つまり、段がないと役者の身長や姿勢によってしか上下関係や人物の気持ちの浮き沈みを表現できないのに対し、段があると立ち位置によってもそれらを表現できるようになったということです。もし場面転換があったら一々運び入れたり片付けたりしなくちゃいけないので、まず段差なんて作らないでしょう。あぁ、場面転換がなくてよかった。
それにしても大きい方が威圧感があるなんて、人間も動物と発想が同じですね。相手を威圧するためにクマは後ろ足で立ち、ライオンはたてがみを生やし、3Hは段差を作ったわけです。ダーウィンもびっくりの進化ですね。他のホモ・サピエンスどもが作った演劇とは一線を画すわけです。
え、なに?進化論は否定されてる?いや知らねぇよ、生物選択じゃねぇし。
まぁ長々と演劇について素人が偉そうに講釈を垂れてきましたが、詰まる所何が言いたいかというと
「Black Pearlを見にきて欲しい。」
それだけです。9/9の9.30〜と9/10の9.00〜の二回公演します。今スクショ撮るなりして忘れないようしてください。
まぁ皆さん忙しいでしょうし早起き苦手だよーって言う人もいっぱいいると思います。そう言う場合は最悪見なくてもいいんで投票だけして帰ってください。投票さえしてくれればギリOKです。嘘です。来てください。いやほんとに。面白いから!まじで!来て損はさせません!!
そう「I Won't Let You Down」
キャー!!ウォッカさんカッコいい!!
やかましいわ!
どうもありがとうございました。
キャー!!ウォッカさんカッコいい!!
……コホン、失礼。
「Black Pearlの見所、大道具説」とは、いいですねぇ。実は私も大道具の製作に少しだけ関わってるんですよ。ど真ん中に見える割と大きいやつに。え?どんな物かって?それは見てのお楽しみですよ。動かさないからこそこだわった大道具達も楽しみにしていてくださいね!
では、今日の連続更新はここまで。また明日、お会いしましょう!
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