PR責任者 カルーア・ミルク
- 大五郎
- 2018年9月3日
- 読了時間: 4分
どもども、大五郎です。早速、連続投稿の一本目。PR責任者のカルーア・ミルクからのコメントです。
彼女は前夜祭でのPRを率先して作り上げる、まさに『第二の演出』です。そんな彼女の熱い辛夷への思いを感じてください。
こんにちは。PR責任者のカルーア・ミルクです。今年の台風の不思議な進路に、少々の不安を覚えるなどしております。
PR責任者、というのは、前夜祭にて行われるPR──各クラスの演劇を全校生徒にアピールする出し物──を構成し、形作っていく役割を果たす者のことを指します。たかが9分、されど9分。その恰好のアピールタイムをいかに活かしきるか?ということを念頭に置きながら、PRの舞台を作っていきます。はて、わたしがそんな大層な仕事を成し遂げられたかといえば素直に頷くことはできませんが。
辛夷祭まで一週間を切った今、PRの本番はもう手を伸ばせばもうすぐそこ、というところまで来てしまっています。マフィアの下っ端コンセプトの、ブラックパールらしいクールでジャジーなステージとなる予定ですので、乞うご期待。在校生の皆さんはぜひ、前夜祭に足をお運びください笑。
酷暑と言われた今年ですが、ここ最近僅かとはいえ涼しくなりつつある外気に夏の終わりを感じています。実際夏休みももう終わりです。今年は宿題がなくて大いに助かりました。小1からカウントしても宿題がない夏休みは初めてのことです。まあ宿題があってもなくてもご身分としては勉強しなければならないわけですが、そこは現実逃避といきましょう。だめです。
わたしにとって「附高の三年演劇」はずっとずっと憧れで、自分のクラスが始動しだしてからもずっと、なんだか夢見心地にありました。中学生の時は三年演劇が正直附高を目指す最大のきっかけでもありましたし、高校に入ってから在校生として先輩のその背中を見るのも、やはり楽しかった。その「先輩サイド」にまさか自分がいるだなんて。信じられないままもう九月になってしまっているので、きっとやっと状況を飲み込めるようになる頃には年が明けているかもしれません。
たびたび自分が中二の時に初めて訪れた辛夷祭でのショックがリフレインするような感覚を味わいながら、いつまでもこの「高校三年生の夏」は終わらないのではないか、という錯覚に陥りがちだったことは間違いありません。なのに今になって、その無限ループだったはずの夏が、一週間という日数を前に急に終わりを告げられた、みたいな。ずっと前から日にちはわかっていたはずなのに、一週間前になるまでなかなか終わりを実感することができませんでした。あと一週間が過ぎてしまえば、学校の随所から発声練習が聞こえることも、PRのダンスの練習に明け暮れることもありません。やはり、夏は終わっていくのだと思います。今年の辛夷祭は、今年の夏そのものでした。
まだなにも終わっていないのにこんなことを書くな、と言われたら、返す言葉も見つかりません。まあでもこれを書いているのが午前一時半、ちょうど人間がおセンチになってしまう時間でしょうから、お許しください。へへ。
そう、だからまあこの脈絡もない数百字のことは差し置いて、わたしが言いたいことといえば「とにかく三年H組のBLACK PEARLを観に来ていただきたい」ということに尽きます。
キャストの演技はもちろん、それを引き立てる衣装や小道具、場面設定を明らかにするのを手伝う大道具、演技にフィットした照明、音響、照明に負けないようキャストに化粧を施すメイク、そして最後に舞台を脚色する演出。劇そのものでなくても、パンフレットや立て看板、うちわなどを作成する制作、それこそPRなんかもあって…たくさんのクラスメイトが費やした「高校三年生の夏」の上に、辛夷祭の三年演劇「BLACK PEARL」が成り立っています。その成果を、ぜひとも目の当たりにしていただきたい。日曜9時半、月曜9時、大体育館にてお待ちしております。
あっ、念押しのようですが、在校生の皆さんはもちろん前夜祭のPRも観にいらしてください!楽しんでいただけると思います。多分。 根拠はありません。
P.S カルーア・ミルク、というのはカフェオレのような優しい味わいのカクテルです。授業前にカフェオレを飲むのが習慣化しているので採用しました。カクテル言葉は「臆病・悪戯好き」。えっすごいかわいい…カルーア・ミルクの可愛らしさ、わたしにもわけてほしい………………
P.S 今年のBLACK PEARLのパンフを作ったのはカルーア・ミルク、つまりわたしです♡ふふ
カルーア・ミルク
いかがでしたか?私たちのPRは恐らく他のユニットとは一線を画す特殊なものに仕上がっています。皆さんも楽しみにしてくださいね?
カルーア・ミルクちゃんもありがとう!
さて、次の投稿は照明チーフです。普段はあまり気にしない「照明の見方」をレクチャーしてくれるらしいですよ?お楽しみに!
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